KIEV88CM
よくロシアカメラはソビエト連邦崩壊後に西側諸国に流出して来たと何かの本で読んだ事が有るのだが、先日頂いた昭和30年発行の「フォトアート」にKIEV3だと思われる広告が掲載されており、ビックリしました。
前回アルサット30mmF3.5を買ったと書いたが、645フォーマットで35mmフィルム換算18mmの超広角を楽しもうと思って購入したのだが、せっかくの超広角をオリジナルの66フォーマットで35mmフィルム換算16.5mmの更なる超広角を味わうべく、ペンタコンシックスマウントのKIEV88CMを購入した。
KIEV88に違わず、ロシアカメラは、工場出荷時からレンズにゴミが混入してたり、カメラの機構が故障してたりする事はよく有る事だ!
今回のKIEV88は、ヤフオクGETなるものの、カーカタログカメラマンが仕事でしかもデジタルバックを装着してフレクトゴンやアルサットを故障無く使用出来る様に、業者により、徹底的に、分解・パーツ研磨・グリース交換・布幕日本製に交換・調律をして精度を出したチューンドKIEV88CMです。
インターネットや「ロシアカメラハラショー」と言う本にも書いて有りましたが、KIEV88は1/1000秒シャッターを使うとシャッター幕がバウンドして、シャッタームラが発生すると聞いていましたが、勿論コイツは1/1000秒シャッターにはムラは出ません。
しかし、フィルムバックは全くのデットストックなので、無調整品になっており、駒間ダブりが発生しており、これは私が調整するしかないんだろうなー(T . T)
でも、以前借りたKIEV88CMよりは格段にスムーズでゴリゴリ感は全く無い。
一緒に付いて来たアルサットB80mmF2.8なるレンズが酷く、毛玉みたいなゴミが入っており、取り敢えずバラして、レンズ清掃、ヘリコイドグリス清掃・注油してやりました。
ハッセルブラッドの代わりに気軽に持ち出せる66フォーマット一眼レフ中判として活躍してくれる事を期待します。
最後に、アルサット30mmF3.5(ゾディアックもらしい)は後部取付のフィルターが無いとペンタコンシックスマウントでは無限遠が出ない。
しかし、ジャンクカメラ&レンズ箱から色々なレンズを当てがった結果、素通しのガラスを当てがえば無限遠が出る事が分かった!
そして、マミヤM645にマウントアダプター経由で取付ける時はフィルターが要らない事も分かりました。
ヤフオク等のオークションではフィルター欠品で出品されてる物が多く、ネットで代替フィルターや解決策を色々調べたのだが、殆ど情報がなく、また、ロシアカメラ&レンズの輸入販売してるking-2や中古販売してるカメラ屋にも聞いたが、打開策は持っていなかった。
確かにアルサット30mmF3.5用のフィルター径、ピッチが内側に彫られており、深くねじ込むタイプで、大きさが38mmと市販されてないタイプのフィルターなので、自作も困難だし、ケンコーさんにも聞いたのだが、特注でも作製してもらえないとの事であった。
アルサットのフィルターのみの単体販売も出来ないとの事なので、購入を検討されてる方は、フィルターの有無(正規品は三枚付属)、レンズ前後キャップの有無、レンズ収納ケースの有無を確認された方が良いと思います。
前回アルサット30mmF3.5を買ったと書いたが、645フォーマットで35mmフィルム換算18mmの超広角を楽しもうと思って購入したのだが、せっかくの超広角をオリジナルの66フォーマットで35mmフィルム換算16.5mmの更なる超広角を味わうべく、ペンタコンシックスマウントのKIEV88CMを購入した。
KIEV88に違わず、ロシアカメラは、工場出荷時からレンズにゴミが混入してたり、カメラの機構が故障してたりする事はよく有る事だ!
今回のKIEV88は、ヤフオクGETなるものの、カーカタログカメラマンが仕事でしかもデジタルバックを装着してフレクトゴンやアルサットを故障無く使用出来る様に、業者により、徹底的に、分解・パーツ研磨・グリース交換・布幕日本製に交換・調律をして精度を出したチューンドKIEV88CMです。
インターネットや「ロシアカメラハラショー」と言う本にも書いて有りましたが、KIEV88は1/1000秒シャッターを使うとシャッター幕がバウンドして、シャッタームラが発生すると聞いていましたが、勿論コイツは1/1000秒シャッターにはムラは出ません。
しかし、フィルムバックは全くのデットストックなので、無調整品になっており、駒間ダブりが発生しており、これは私が調整するしかないんだろうなー(T . T)
でも、以前借りたKIEV88CMよりは格段にスムーズでゴリゴリ感は全く無い。
一緒に付いて来たアルサットB80mmF2.8なるレンズが酷く、毛玉みたいなゴミが入っており、取り敢えずバラして、レンズ清掃、ヘリコイドグリス清掃・注油してやりました。
ハッセルブラッドの代わりに気軽に持ち出せる66フォーマット一眼レフ中判として活躍してくれる事を期待します。
最後に、アルサット30mmF3.5(ゾディアックもらしい)は後部取付のフィルターが無いとペンタコンシックスマウントでは無限遠が出ない。
しかし、ジャンクカメラ&レンズ箱から色々なレンズを当てがった結果、素通しのガラスを当てがえば無限遠が出る事が分かった!
そして、マミヤM645にマウントアダプター経由で取付ける時はフィルターが要らない事も分かりました。
ヤフオク等のオークションではフィルター欠品で出品されてる物が多く、ネットで代替フィルターや解決策を色々調べたのだが、殆ど情報がなく、また、ロシアカメラ&レンズの輸入販売してるking-2や中古販売してるカメラ屋にも聞いたが、打開策は持っていなかった。
確かにアルサット30mmF3.5用のフィルター径、ピッチが内側に彫られており、深くねじ込むタイプで、大きさが38mmと市販されてないタイプのフィルターなので、自作も困難だし、ケンコーさんにも聞いたのだが、特注でも作製してもらえないとの事であった。
アルサットのフィルターのみの単体販売も出来ないとの事なので、購入を検討されてる方は、フィルターの有無(正規品は三枚付属)、レンズ前後キャップの有無、レンズ収納ケースの有無を確認された方が良いと思います。
by alphonse0916
| 2011-12-22 06:28
| KIEV